出会い系サイトで知り合った2人の男性と、パパ活程度の関係を続けていました。
それでも毎回、都度払いでお金をいただくことが出来ていました。
もちろんこれは、将来の留学のための資金です。
しっかりと貯蓄するようにしました。
できれば、友人のように大きな資金援助をしてほしい。
この考えは、消えることはありません。
でもあまりガツガツして、男性に嫌われてしまうのも怖い。
あくまでも相手の好意に頼るしかないのです。
もしダメなら、また募集をすればいいだけ、そう自分に言い聞かせました。

 

 留学費用を何とかしたい気持ちから、友人に勧められた方法で、パトロン募集をしました。
2人の方とデートを繰り返すようになりました。
残念なことに、Jメールで知り合った方とは、途中で関係が終わってしまいました。
それでも何度かのデートで、それなりの金額をいただき、費用を少し増やすことが出来ました。

 

 音楽事務所を経営する男性から、夢のような言葉を聞くことになりました。
「ずっとデートに付き合ってくれてありがとう。とても真剣に勉強したいという気持ちを持っているのが分かったよ。自分も音楽の世界にいるから、気持ちはよくわかるんだ。君のパトロンになろうじゃないか」
「…」
あまりの出来事、言葉が出ませんでした。
ずっと、ぽかんとしてしまっていました。
「毎月、20万円を支援する。もちろん今まで通り、デートは付き合ってもらうよ」
と言いつつ、にっこり笑ってきました。
「それと、しっかり勉強して帰ってきたら、将来の仕事のサポートもしたいと考えていてね」
「あの…あの…」
頭の中が真っ白でした。

 

 パトロン探しに成功した瞬間でした。
私が真剣に、オーストリアのウィーンで音楽の勉強をしたい気持ちを汲み取ってくれました。
毎月多額のサポート。
そして、帰国してからも、仕事の支援をしてくれると言うのです。
感激してしまいました。
何とか、ありがとうございますと、言葉を絞り出した後、涙が止まりませんでした。